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2019年10月23日

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
(写真が下山時のものでしたので登山時のものに差し替えました)

2019年10月12日前後にに東日本を直撃した台風19号「ハギビス」は、大きな被害をもたらしました。
登山道やハイキングコースにも影響があり、高尾山は1号路の下の方と6号路が通行止め、奥高尾でも日影林道など多くの道が通行止めとなりました。
ほかの山域でも、奥多摩、丹沢、秩父などで国道や県道、登山道が通行止めになっています。
高尾山の下を走るJR中央線や中央自動車道もしばらく通行止めになり、都市間の移動にも大きな影響が出ています。

そんな中、10月14日には京王高尾線、高尾山エコーリフト、高尾山ケーブルカーが復旧していましたので、様子を見に行ってみることにしました。
とは言っても、あまり危険なところには行きたくない!ということで、特に問題がなさそうなルートで散策することにしました。

今回のコース


前編(登山編):エコーリフト山上駅→(1号路・徒歩)→浄心門→(1号路・徒歩・男坂経由)→高尾山薬王院→(1号路・徒歩)→1号路/5号路分岐→(1号路・徒歩)→高尾山山頂→(徒歩)→奥高尾方面分岐→(北側巻道)→もみじ台北側巻道分岐
後編(下山編):もみじ台北側巻道分岐→(稜線)→奥高尾方面分岐→(5号路・徒歩・北回り)→1号路/5号路分岐→(5号路・徒歩)→3号路/5号路/6号路分岐→(3号路・徒歩)→3号路/富士道分岐→(富士道・徒歩)→高尾山薬王院→(1号路・徒歩・女坂経由)→浄心門→(1号路・徒歩)→エコーリフト山上駅
コースタイム2時間40分


赤線が往路、青線が復路となります。
(アイコンをクリックすると場所が表示されます)


エコーリフト・1号路経由で山頂へ



台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
高尾山の玄関口となる、京王線の高尾山口駅からスタートします。
駅や駅前の道も水をかぶったようです。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
登山口に向かう途中の電柱にこんなものがいました。
蛾かと思ったのですが、トビケラでしょうか。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
1号路と6号路が通行止めですので、麓から徒歩で登るルートは稲荷山コースということになります。
ほかにもありますが、あまりオススメはしませんので、それでも興味がある方はご自身で調べてください。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
エコーリフトとケーブルカーは早々に復旧していました。これまで高尾山には何度も来ているのですがエコーリフトには乗ったことがなかったので、初めてのエコーリフトに挑戦することに。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
こんな感じで爽やかに登っていきます。スキー場のリフトみたいに上から降りてくる手すりもないし、なんだか落ちそう?ときどき足が地面につくし。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
振り返ってはいけません。危ないので帰りも乗りたくなるので(笑)

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
リフトを降りたところの広場です。手すりがなくなっているんですけどー。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
色々な花が咲いていました。種類は・・・

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
ケーブルカー高尾山駅前からの眺めです。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
霞台に咲いていたホトトギスです。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
男坂を脇にヤマトフキバッタがいました。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
杉並木のところ、寄付者などのお名前があるところが崩れていました。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
薬王院から回り込んで、崩れているところの上部です。こちらからみると崩れているように見えませんが、下の道を歩いている人が向こうに寄って歩いてます。

ちなみに、赤いシャツの人たちですが、この日やっていた謎解きのTシャツのようです。
謎解きは最初から気づいていたら参加していたのですが、しばらくはどこかのオリエンテーリングかと思っていたので。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
ホソヒラタアブでしょうか。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
山頂に着きました。どこが本当の山頂か、あまり考えたことがなかったのですが、この標識のところが一番高いような。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
丹沢方面は微妙に雲をかぶっていました。富士山は全く見えず。

山頂から下山するはずが



ここからは、一旦奥高尾方面に降りて、山頂周回コースである5号路を北回りで帰るはずだったのですが・・・

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
5号路は山頂を右に見て巻くので、右が高いはずなのですが、なぜか右が低くてしかも崩れています。
まあ、山の地形は複雑なので・・・

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
またフキバッタがいました。これはさっきと違ってメスアカフキバッタのようです。
先ほどのヤマトフキバッタとの違いですが、ヤマトの方は左右の羽が重なっていて、メスアカの方は離れています。
他にも近縁種が多数いるようですが、そこまでは把握しきれていません。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
イヌショウマについた、ワカバグモと思われる蜘蛛。

台風後の高尾山ハイキング(前編)〜登山編
アカアシカスミカメと思われるカメムシ。上からカメラひっくり返して撮影したので、本当は上下逆です。

この辺で、いいかげんおかしい!ということでスマホの地図を見たところ、5号路ではなくて小仏城山方面に向かっていました。
台風の影響で小仏城山から下山するルートはほとんど通れないので、次の分岐で尾根道に戻って戻ることにします。

よく、山の遭難は「おかしい」がいくつも積み重なって起きる、と聞きますが、山と谷の関係が逆であったこと、そろそろ分岐についてもいい頃なのに着かないこと、通行の少ないルートのはずなのに向こうから来るたくさんの登山者とすれ違ったことと、「おかしい」が重なっていたのにそのまま進んでいました。
行き慣れた高尾山であり、しっかりした登山道を歩いていたこと、そして10分ほどで気づいたのでおおごとにはなりませんでしたが、「おかしい」の兆候があった時は確認するようにしないと、知らない山であったり時間がない場合は本当に遭難しそうです。

後編に続く


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Posted by やまゆり at 19:00│Comments(0)東京ハイキング

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