津久井湖散策(前編)〜小雨の中の昆虫たち

やまゆり

2020年10月16日 19:00


9月下旬、彼岸花(曼珠沙華)の季節ですが、今年はどこも曼珠沙華まつりなどが中止、また週末はあいにくの雨続き。
それでもどこかに行こう!ということで、相模湖にある人造湖、津久井湖に行くことにしました。

今回のコース


前編:橋本駅→(バス)→(S)城山高校前バス停→(徒歩)→①三嶋神社→(徒歩)→②峰の薬師入口

中編②峰の薬師入口→(徒歩)→③三井集落県道ゲート→(徒歩)→④三井八幡神社→(徒歩)→⑤:太井交差点

後編:⑤太井交差点→(徒歩)→⑥道志橋右岸→(徒歩)→⑦寸沢嵐交差点→(徒歩)→⑧沼本ダム→(徒歩)→⑦寸沢嵐交差点→(徒歩)→(G)津久井消防署前バス停→(バス)→三ヶ木バス停→(バス)→橋本駅


前編:赤中編:青後編:緑
(アイコンをクリックすると場所が表示されます)

津久井湖左岸・中沢地区



2020/09/26 11:16 橋本駅

津久井湖に公共交通機関で行く場合は、橋本駅あるいは相模湖駅からバスとなります。
今回は橋本駅北口の1番乗り場から、[橋01]久保沢経由三ヶ木(みかげ)行きに乗ります。
津久井湖の左岸に行くには2番乗り場からでる[橋09]三井(みい)経由三ヶ木(みかげ)行き系統が便利ですし、乗ってあげないと縮小や廃止の可能性もあるのですが、ちょうどいい時間にありませんでした。


11:55 (S) 城山高校前バス停

この日は道路が混んでいて、橋本駅からここまで通常の倍くらいの時間がかかりました。ここから出発します。
バスは相模湖方面に直進しますが、今回の散策では右の方に行きます。
向こうに見える城山が雲をかぶっています。


津久井湖城山公園・花の苑地から見た津久井湖です。


道端にはイラクサ科の植物(おそらくヤブマオ)がたくさんあり、そしてそこには例によって?フクラスズメの幼虫がいました。


別の幼虫もいました。タイワンキシタアツバあるいはクロキシタアツバと思われます。フクラスズメの幼虫もいますね。


ヤマトシジミです。街中にもよくいるやつです。


クズやヤブマオに混じって、ヒガンバナもありました。まだツボミですね。


コミスジです。郊外では普通種です。


こんな道を進んでいきます。路肩が崩れたのかな。


アイビーに混じってツユクサが咲いてました。


右手に神社があるので、立ち寄ります。


12:28 ① 三嶋神社

石段登って上まで行ったのに、拝殿の写真撮るの忘れてました。
ここでもヒガンバナはツボミでした。
先に進みます。


雨が本降りになってきて、津久井湖の湖面方面は見通しが悪いです。


道路の両側に大量のヤブマオがはみ出てるんですけどぉ。そしてそこには探さなくてもフクラスズメの幼虫が。
車が来ると、ヤブマオの隙間でやり過ごすことになります。


津久井湖にかかる三井大橋が見えました。


シロオビクロナミシャクです。


なぜか微妙に歩道があったりするんですよねー。元は全線で歩道整備する予定でもあったのかな。
ここではヒガンバナが少し咲いていました。


道端にお菓子、いや、キノコが生えてました。ハナオチバタケです。


シオカラトンボです。


少し先に進み、振り返る方向です。スタート地点ですぐ後ろにあった城山が見えています。
湖の中にあるのは、山の上の方にある城山湖とつながっている発電用の水路の出入口ではないかと。
ここ津久井湖と城山湖は、揚水式発電所である城山発電所の下部ダム湖と上部ダム湖の関係になっています。


突然歩道がなくなります。崩落のため通行止となっていますが、崩落地の先は元から歩道がなさそうです。


岳雲沢隧道です。これ書いてて知ったのですが、ここって心霊スポットだったの?


トンネルを出ると長い下り坂になります。


ロードサイドパークがあります。駐車場があるわけでもないので、来る人ほとんどいなそう。


13/17 ② 峰の薬師入口

ここからも峰の薬師に行くことができるようです。
人の声が聞こえたので、すぐそこかと思って階段登ってみたのですが、ぐっしょり濡れた登山道が続いていたのでやめておきました。
道標見たら0.7kmと書いてあったし。

(中編に続く)
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